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2010年4月29日 (木)

歴史のロマン

宮崎県えびの市の島内地下式横穴墓群(114号墓)で2008年2月に見つかった大刀をX線調査したところ、龍の文様を銀で象嵌した大刀が出土し、4月23日えびの市歴史民俗資料館で説明会があった。
この大刀は6世紀前半のものとみられ、龍の象嵌を有する大刀の出土は全国で3例目ということである。
1例目は奈良県橿原市の新沢千塚327号墳(6世紀中ごろ)、2例目は奈良市の吉備塚古墳(6世紀前半)に次ぐものらしい。
大和政権と深い関係を示唆しているという。この島内地下式横穴墓群からは、過去にも蛇行剣や甲冑など大和政権とのつながりを示すという遺物が出土している。
島内出土の銀象嵌大刀は全長98.2cm・刃部幅3.6cm・刃部長78.0cmである。象嵌は表裏に一つずつ10cm足らずの龍が、柄のすぐ上の刃の表面に溝を刻み銀をはめ込み出来ている。
今回、銀象嵌大刀が出土した地下式横穴墓は被葬者が5体(熟年男性1人、壮年女性1人、性別不明の熟年1人と小児2人)の家族墓?で、銀象嵌大刀は熟年男性の横に置かれていたそうである。
この銀象嵌大刀は誰でも所持できるものではなく、奈良県の物は古墳で出土しているのに、えびの市では地下式横穴墓での出土、そして家族墓である。今まで宮崎県の平野部で見つかっている首長墓と思われる地下式横穴墓は古墳の下にある単体埋葬のものである。
平野部と内陸部では大和政権との関係がどのようにつながっているのか興味はつきない。
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