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2008年9月

2008年9月 2日 (火)

観音さま参りとは

暑かった8月も終った。在籍する大学(通信教育部)の平成20年夏期スクーリングが始まっている。4年目になると受講科目も少なく、今夏の受講予定は1科目だったので8月中旬に受講してきた。次回は来年の予定だ。現在は家でテキスト科目を相手にシコシコとやっている。卒業の準備をしている友もいるなか、我が身は焦らず怠らず、ポレポレ(スワヒリ語でゆっくり)と、卒業はいつのことやら未知数だが勉学には勤しんでいる。でも、我が家の財務大臣がうしろから「卒業はいつ?」と突っつく。トコロテンならともかく、こればかりは能力の問題もあるので、我慢してもらうしかないのだ〜。8月中旬の奈良滞在中、奈良国立博物館では特別展「西国三十三所」が開催(8/1〜9/28)されていた。三十三所の内、奈良県に在る四所(寺)を、3年前に参拝していたこともありスクーリング終了後、特別展を見に行った。

リーフレット(左)と図録(右)

観覧料は、キャンパスメンバーズとして400円。大学生であることを感謝しながら展示品を見てきた。




奈良県には、第6番壺坂山「南法華寺(壺坂寺)」・第7番東光山「岡寺(龍蓋寺)」・第8番豊山「長谷寺」・第9番「興福寺南円堂」があり、番外として豊山「法起院」がある。平成17年の8月、9月に参拝し納経帳に御朱印を受けていた。
私の参拝は、人々の苦悩、厄難を救うといわれる観世音菩薩に、信仰があるからとか、学習が大変だから頼みにという訳ではない。昔はその寺に行くこと自体が修行だったそうであるから、少しは苦労を味わうために最寄の駅までは電車を利用したが、駅からは歩いての参拝だった。

第6番「南法華寺」の御朱印。

有名な『壺坂霊験記』の場所であることを知った。
駅からバスでなら10数分、歩いては1時間以上、山道がきつくて遠かった。


第6番「南法華寺」特別展の展示品は
壺坂観音縁起絵巻・両界曼荼羅・鳳凰文塼(重文)など。


第7番「岡寺」の御朱印

参道の坂道にある「坂乃茶屋」。汗ばった身体に、冷やしそうめんが美味しかった。






第7番「岡寺」特別展の展示品は
菩薩半跏像(重文)・龍蓋寺縁起・天人文塼(重文)・釈迦涅槃像(重文)・西国三十三所順札元祖十三人先達御影像版木・西国三十三所御詠歌版木など。


第8番「長谷寺」の御朱印

寺が駅よりかなり下の方にあるので、帰りの上りがきつかった。奈良帰りの電車で宮崎県に詳しいT画伯に出会い、話がはずんだ。



第8番「長谷寺」特別展の展示品は
銅板法華説相図(国宝)・長谷寺縁起絵巻・長谷寺験記・法華経一品経(国宝)・十一面観音立像(重文)・十一面観音像・春日南円堂曼荼羅・長谷寺本堂再建勧進状など。


第9番「興福寺南円堂」の御朱印

観光名所、興福寺境内の一角にあるので参拝には便利が良い場所であった。





第9番「興福寺南円堂」特別展の展示品は
伝行賀坐像(国宝)・燈籠火袋羽目(国宝)・春日鹿曼荼羅・密観宝珠嵌装舎利厨子など。

いづれの寺も観光地化している。現在は供養、祈願、健康、観光、自己研鑽など、参拝目的や動機はいろいろあるらしい。昔の参拝は、ある事を固く信じて、その一念で今のように整備されていない道を歩き、そして山を登り、参拝していたのである。その気力が修行であり、病気や悩みを克服していたのだろうか?我が身には考えさせられる事が多い。