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2007年12月

2007年12月29日 (土)

忘年会

西都原考古博物館の忘年会に出席した。
場所は宮崎市の大淀川河畔にあるホテル。

西都市から来る仲間より早く着いたので、大淀川の見える場所に陣取り、外の景色を見ていた。夕暮れ時でいい眺めである。うっとりして眺めていた。

なぜか、昭和40年代新婚旅行のメッカとしての宮崎を想いだし、当時の新婚客もこのホテルから同じように眺めていたのだろう(当時はほとんどの部屋が新婚さんだったとか)と想像する。

また、このホテルは昭和39年11月にNHKの連続TV小説「たまゆら」の取材で訪れた川端康成が宿泊したホテルである。

川端は「古事記」をガイドブックとしての来訪で、ここから眺める夕日がすごく気に入っていたそうだ。そのため、2泊の予定が14泊になったとか。

そして、宮崎は神話発祥の地ということで「古事記」を生かした小説を書くことだったそうである。

「たまゆら」は昭和40年4月から1年間放映されている。

そのうち西都からのメンバーも着き騒々しくなり、景色どころではなくなって宴会の渦に巻き込まれた。

年は忘れないが歳を忘れて飲んでしまった。

おかげで、風邪のためにきつかったはずが、帰る頃は風邪のことは忘れていた。

なるほど、「酒は百薬の長」と一人で納得してたら、新聞が配達される時間になっていてしまった。

2007年12月17日 (月)

絵でみる古代

西都原考古博物館で、早川和子原画展「絵でみる考古学」が開催されている。期間は12/15(土)〜2/3(日)。
早川氏は宮崎県出身のイラストレーターである。かってはアニメ製作会社で「元祖天才バカボン」「ギャートルズ」などの動画を担当されていた。その後京都に移られてからアニメーターとしての仕事が無く(本人談)、遺跡の発掘事務所のアルバイトが縁で考古復元イラストを描くようになられたそうである。親しみの持てる遺跡となるような絵を描かれておられるので、原画の一部を紹介しますと、

「図録」である。
発掘現場の説明会があっても素人にはわかりにくいので、当時の生活の様子がわかりやすいように描こうと研究され、考古学の情報を元にアニメーターとしての仕事を活かし、動きのある人物を描くことで古代の人々の生活感が伝えられるようになったそうである。

宮城県・富沢遺跡(旧石器時代)

「富沢の湿地の森で寄り添うように立つ高木は、グイマツとトミザワトウヒ(現在までに絶滅)。手前の樹木ではキンスジコガネの成虫が越冬している。……」(図録より)


青森県・三内丸山遺跡(縄文時代)

「本州最北の地で発見された三内丸山遺跡。縄文人はここで長期間にわたり定住生活を営んでいた。……」(図録より)


佐賀県・吉野ヶ里遺跡(弥生時代)

「吉野ヶ里集落を頂点とする地域全体から人々が集まり、外敵から母なるムラを守るための環濠を掘った。」(図録より)


大阪府・新池埴輪製作遺跡(古墳時代)

「粘土をこねる人、人物埴輪を成形する人、文様を刻む人など、あわただしく埴輪が作られる。」(図録より)


大阪府・讃良郡条里遺跡(奈良時代)

「讃良郡条里は祓の場だった。川跡から人形、絵馬、人面墨書土器などが出土している。……」(図録より)


「図録」を買って、似顔絵を描いてもらった。